【指感覚2】厚みの違う9段階のカードで感触を研ぎ澄まそう!

厚みの違う9段階のカードで、定番のトランプゲームも一味違った楽しみ方ができます。

使う数字も1〜9だけなので3、4歳からでも遊べます。

普段あまり集中して使わない触感をたよりに、家族でワイワイ楽しめる「指感覚2」の解説・レビュー記事です。

指感覚2

年齢時間人数価格メーカー
5歳〜5〜30分2〜7人2,750円ちょっとずつ違う
※メーカー希望価格
どんなゲーム?

指の感触をヒントに遊ぶゲーム。
厚みの違う9段階のカードを触って予想し、数字を当てます。
じじ抜き・ポーカー・ぶたのしっぽ等、定番のトランプゲームも遊べます。

①が1番薄くて(普通のトランプぐらい)
⑨が1番厚く(乳児用絵本の1ページぐらい)
なっているカードが各4枚、全部で36枚入っています。

①と⑨はわかりやすいけど、
③〜⑦あたりが結構難しいんです。

いつもは運と勘を頼りに遊ぶジジ抜きも、カードの厚みをヒントに引けるので、実力…いや、指感力?が試されるゲームに様変わり。

指感力ってなに

2023年のグッドトイも受賞していて、
専門家もおすみつきのファミリーゲームです。
家族みんなで指先に全集中で遊んでみてください!

ルール・遊び方

ゲームの前に

プレイヤーは全員、9種類のカード(1〜9)の厚みを確かめてください

指感覚2はいろんな遊び方ができるゲームです。
今回は説明書で紹介されている6つの遊び方を紹介します。

  • 厚み当て遊び
  • 足して10
  • ぶたのしっぽ
  • ポーカー
  • ジジぬき
  • 神経衰弱

小さな子どもと遊ぶときは、2枚を比べて「どっちが厚い?」などシンプルな遊びを作ってみてください。

6つのゲーム

1.厚み当てあそび
カードの厚みをヒントに、裏面から数字を当てます
🕐3〜10分 👤1〜8人位
  • 準備
    全てのカードを裏向きで、バラバラに置く
    その後好きなカードを3枚選び、表(数字の面が上)にする

  • 遊び方
    裏面のカードを1枚、触って選び、表の数字を予想し、宣言する

    表になっているカードを触ってヒントにします。

  • カードをめくり、数字を確認

    めくられたカードを場に置いて、プレイヤーは順番に❶❷を繰り返します

    勝ち負けなしのカードに慣れるためのゲームです

2.足して10
2枚カードを選び、数字の合計が近い人が得点
🕐20分 👤2〜6人くらい
  • 準備
    全てのカードを場に裏向きでバラバラに置く

  • 遊び方
    全員、厚みをヒントに、2枚の数字の合計が10になるように裏面のカード2枚を選ぶ

    【1枚ずつ表面を確認してもよい】
    選んだ2枚は手元に置きます。

  • 全員、選んだ2枚のカードを公開し、
     合計が10に1番近い人が得点

    同じ差の場合は、その全員が得点
    得点した人はめくった2枚を手元に並べます。
    残りの人は数字面を上にして、場に戻します。(このカードは今後ヒントに使って良い

  • 残りのカードで❶から繰り返し、
     場に選べるカードがなくなったら終了

    取った枚数が得点。順位が決まります。

    追加ルール「シチサン」
    7と3の組み合わせは得点が2倍

    追加ルールを入れた方がおもしろいので、ぜひ「シチサン」で!

3.ぶたのしっぽ
中央の数字より1つか2つ上の数字を
の中から選びます

🕐30分 👤2〜7人くらい
  • 準備
    カードを裏に向けたまま、場に円になるように丸く広げる

    その後、最初の人からスタートします。

  • 遊び方
    広げられたカードの中から好きな1枚をめくって、円の中央に表にする

    これが終わったら時計回りで月の人の番。

  • 次の人は中央カードの厚みを1度だけ確かめた後、広げられたカードの中から1か2上の数字(9の上は1とする)を厚みを確かめながら選び、1枚を中央に出す

    手札を持っていたら、手札から選んでもOK。
    欲しい数字が見つからない時は、パスが2回までできます。

  • 1か2上の数字を選べたら】中央に表にして置く

    次の人が❷からスタート。
      3以上大きい数字か、同じ数字以下だったら】中央に出ている全てのカードをひきとり、手元に伏せて手札になります。
    次から手札からも選べます。
    その後、この人が❶からスタート。

  • 場に丸く広げたカードが全てなくなったら、ゲーム終了

    手札が少ない順に順位が決まります。

4.自力でそろえるポーカー
場に伏せたカードの中から、厚みをヒントに
1〜2回カードを交換し、組み合わせの強さを競う

🕐5〜20分 👤2〜5人くらい
  • カードを配る

    1人5枚ずつカードを裏向きに配って、残りは場にバラバラに伏せます。

  • 手札を1回交換する

    強い組み合わせをつくるために、自分の手札のいらないカードを場のカードと1〜5枚自由に交換できます。
    全員が交換するカードを決め、場に伏せて捨て、必要なカードを一斉に触って予想し、交換してください。
    早い者勝ちです。
    (初級レベルのメンバーは❷をもう1回繰り返す)

  • 結果を比べる

    全員手札を見せて、組み合わせの強い順に順位が決まります。

5.ジジ抜き
厚みをヒントに選ぶジジ抜き
🕐20分 👤3〜6人くらい
  • ジジの決め方
    最初にカードを裏向きのまま1枚抜き取り、カードの厚みを全員確認する

    このカードをジジにします。
    わかりやすすぎる厚みの場合は、別のカードにします。
    ジジを裏向きのまま外します。

  • 遊び方
    全員にカードを配り、普通のジジ抜きと同じくペアを捨てる

  • 時計回りで始めます。相手の手札から引く時は厚みを確かめられます。

    ペアができたら場に捨て、手札がなくなった順に順位が決まります。
    ジジが最後に残ります。

6.神経衰弱
記憶力は指センサーで補える
🕐20分 👤1〜7人くらい
  • 通常の神経衰弱と同じように遊びます。
    カードを選ぶときは、厚みを触って確かめてください。
    トランプよりも枚数が少ないので、正解しても連続でやらずに、次の人の手番となります

いかがでしたか?どれも厚みの要素が加わることで一味違うプレイ感になっています。

    

感想・レビュー

遊んでみてどうだった?

めずらしい体験

厚みが違うカードというのは他のボードゲームでもなかなかないので、めずらしい体験ができました。

触感にだけ集中するということも、普段はしないことなのでワクワクして、大人も子どもも楽しめました。

運要素が減る

どの遊び方も触感を頼りにできるので、運要素が減って実力差が出やすいです。

逆に言うと、小さな子と遊ぶ時は大人がうまく手加減できるのが良かったです。

兄弟で遊ぶと上の子が勝つことが多かったので、お母さんには勝ててるよ〜とビリにならないようにしてあげられました。

何歳から遊べる?

年齢に合わせて遊べる!

数字が1〜9までなので小さな子でも遊びやすく、工夫次第で色んな遊び方ができます。

3歳

数字並べ同じ厚み当てなど

カードを1枚おきで間引いて使うと難易度が調整できて、遊びやすいです。

4歳

神経衰弱ジジ抜きなど簡単なルールのものが遊べました。

次女がババ抜き大好きな時期(2人でもやりたいと言うw)に、大活躍してくれました。

5歳

ポーカーぶたのしっぽも遊べるようになりました。

我が家では

4歳・6歳が一緒に遊べるゲームを探しているときに指感覚2に出会いました。

我が家の場合、姉妹で遊べるボードゲームって少ないんです…
どちらかが難しすぎたり、簡単すぎたり、趣味が合わなかったり…

その中で指感覚2はみんなで遊べる数少ないボードゲームの1つでした。
シンプルさが次女にも受け入れられて、触感のおもしろさが長女にも遊びたいと思わせることができたようです。

ボードゲームがそれほど好きでない次女が、自分から遊びたいと持ってくることもあり、感激でした!

知育・考え所

触感に全集中

普段あまり意識して使わない感覚に神経を集中させます。

触感は人間の五感のうちの1つでもあります。
五巻を鍛えるということは、脳の活性化に直につながっているので、指感覚2で研ぎ澄ませていきましょう!

工夫次第で色んな遊び方ができるんだという気づき

物に溢れた現代では、子供たちも次々と新しいものを買い与えられることが当たり前になっていると思います。

もちろんそれを否定するつもりはありません。
我が家でもボードゲームをどんどん買っていますし…

ただ、この指感覚2のように、1つの物でも工夫次第で色んな遊び方ができるんだということも子供たちには知っておいてもらいたいなと思います

そんな気づきのきっかけにもなってくれるカードゲームです。

数字が1〜9とシンプルなので、自分たちで新しいルールを作って遊ぶこともできます!

  

まとめ

指感覚2
  • めずらしい体験
  • 運要素が少なくなる
  • 年齢に合わせて遊べる
  • 説明書のルールで遊べるのは4歳ごろから
  • 触感に全集中
  • 工夫次第で色んな遊び方

指感覚2以外にも、「ちょっとずつ違う」シリーズで五感を使ういろんなゲームが作られているのでチェックしてみてください。

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