卓上で本当のボートレースさながらの熱いバトルが楽しめます。
カードを選んで繋げるだけという手軽さで、子供達もすぐに理解できて遊びやすい作品です。

我が家では小学生のお友達が遊びに来たら、まずはコレ!という鉄板ボードゲームになっています。

トーネードスプラッシュ
年齢 | 時間 | 人数 | 価格※ | メーカー |
6歳〜 | 20〜40分 | 2〜5人 | 4,400円 | アヂサワゲーム アークライト |

カードをつなげてコマを進める爽快な水上レースボードゲーム。コース取りやカードの使い方、ボートの個性を活かした戦略が勝利のカギとなります。
まずはゲーム開始時にコース・ボート・キャラクターを選びます。

ボートはスピードタイプ・カーブタイプ・バランスタイプと性能に特徴があって、レースに使う走行カード20枚の内容もそれぞれ異なります。

コースに合わせたボート選びが勝敗を分けます!
用意されているコースは4種類。オリジナルコースを作って楽しむこともできます。

レースは走行カードを、並べるか重ねるかして進んでいきます。

走行カードには、斜線のないストレートのものや、急カーブにも対応できる斜線の角度の大きいものなど、色んな種類があります。

コースに合わせて走行カードを上手く使い、最短距離でゴールを目指しましょう!

インコースはカードが重なり合って混戦状態に。レースの熱い戦いがボードゲームで楽しめます!
ルール・遊び方
準備
コースの作成

各自の準備
プレイヤーはキャラクターとボートを決めます。
ボートに対応した色の走行カード20枚を受け取り、シャッフルして自分の山札にします。

スタート地点決め
ボートカードの数字が大きい人から順にスタートゲートのマスにコマを置いていきます。

ゲームの流れ
トーネードスプラッシュは、
順位フェイズ→→補充フェイズ→→手番フェイズ
以上の流れを繰り返して進みます。
自分のコマをなるべく早くゴールさせることを目指します。全員の着順が確定したなら、ゲームが終了します。
- 順位フェイズ現在の暫定順位を決める
コマが先に進んでいる人から1位、2位、3位……とします。
最初の順位決めゲームの最初は全てのコマが横並びになっているので、ボートカードのオモサの数字が小さいコマから順に1位、2位…とします。
- 補充フェイズ自分の暫定順位に応じて、山札から走行カードを引く
山札から引いたカードを手札と呼びます。
順位 手札の枚数 1位 4枚になるように補充 〜 5枚になるように補充 最下位 6枚になるように補充 ※補充枚数以上の手札がすでにあるなら、走行カードは引きません。 山札が0枚のときゲームが進むにつれて、自分の山札が0枚になり、手札が補充できないことがあります。それ以降は、山札から引く代わりに、コースにある自分の走行カードを最後尾から取っていきます。※つまり、ゲームの最初に置いた走行カードから取っていきます。
- 手番フェイズ①走行カードを置く
手番フェイズでは、1位の人から順番に手番を行います。
▷自分のコマが置いてある走行カードと手札の走行カードの中央の線がつながるように置きます。
▶︎このときしぶきの方向が同じ向きになるように走行カードを置きます。走行カードを置く枚数走行カードは自分のコマが3マス進むように置きます。
他の人のカードが重なったとき自分の進むマスや走行カードの端、斜線が少しでも見えているなら、見えているマスの上にコマを置くことや、走行カードの端・斜線に合わせて手札から走行カードを置くことができます。
コースアウトカードを置くとき、どう置いても机の外にカードが少しでもはみ出すならコースアウトとなり、その人はゲームから脱落します。
▷コースアウトしないために、3マス進まずに0〜2マスだけ進んで次の補充フェイズで良いカードを待つこともできます。②コマを進める
走行カードを置き終わったなら、コマを3マス進めます。コマを置くときは、コマの先端とマスの白線を合わせます。はみ出したり手前に置いたりすることはできません。
- ブーストブーストを使うと1手番だけ4マス進むことができる
ブーストは各自がそれぞれ、ゲーム中1度だけ使用できる能力です。
自分の手番にキャラクターカードをウラにすることで、ブーストを使用できます。 - ゴールコマがゴールラインを通過したらゴール
コマが乗っているマスの白線が少しでもゴールラインにふれているなら通過⭕️
ゲートの外側にゴールラインはありません。
- ゲーム終了全員の着順が決まったらゲーム終了
脱落した人は必ず最下位となります。
着順1〜3位は表彰台へ!今回のレースを称え合いましょう!
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
卓上がレース会場に!
水しぶきが描かれた細長いカードが並ぶと、本当に木ゴマボートが走って行った軌跡のように見えます。
複数並ぶと、まるで臨場感あふれるレース会場のようでワクワクしました。
ちょうど良い運要素
直線ではマス数が少ないカードで一気に進み、カーブでは斜線を上手く使ってインコースを狙いたい……ところなんですが、カードの引きによって思うようにはいきません。
その中で最善手を考えるのが楽しいゲームでした。
下位のプレイヤーが多くカードを引けるので有利になり、逆転のチャンスがあるのが良かったです。
逆にトップのプレイヤーは、少しでもコース取りを間違えると追い抜かれてしまう緊張感がドキドキしました。

追い抜いたときにコマを置くのが気持ちいい〜!
コースは無限大
用意されているコースの他に、オリジナルコースを作って楽しめるので毎回違うレース展開に!

難しくしすぎてコースアウトギリギリだったり色んなドラマが生まれます…

我が家では床で超ロングコースを作ったり、障害物を追加したり、もうなんでもアリですw

1レースが長かった〜
木ゴマ・イラストも魅力的
イラストの担当はyamamoriさん。すっきりとしたイラストとグラフィックデザインを得意とされているイラストレーターさんで、カード類はもちろん、木ゴマにもyamamoriさんの作品の良さがバッチリ出ています!

大人も思わず手に取りたくなるかわいさです〜2歳の三女も色々組み替えて遊んでいました♪
何歳から遊べる?
6歳〜が良さそう
カードを選んで並べるだけなので、うちの5歳でもできました。
カードに文字はなく、視覚的にわかりやすいルールなので子どもと遊ぶのにもピッタリです。
ただ、他の人のカードが重なってくると、ズレやすくて上手く置けないのがストレスだったようです。

ちょっと押さえてて〜💢
カードの置く位置の微調整に手先の器用さが必要になるので、対象年齢通り6歳ぐらいから遊ぶのが良さそうです。
負けても次!
3回レースを行い最も多くの点数を獲得した人が優勝!となるグランプリモードで遊べば、子どもが負けても「次だ!」と切り替えられるのでおすすめ。
1位 | 2位 | 3位 | 最下位 | |
点数 | 5点 | 3点 | 2点 | 0点 |

コースを長くすると3レースするのに結構時間がかかるので注意です〜
ゲームの考え所
コーナーが大事
コーナーでいかに効率よく曲がれるかが、勝利へのカギとなります。
どの位置から曲がり始めるのか、手持ちの中からどのカードを使うか、他のプレイヤーの位置も見ながら最善手を考えます。
ブーストの使い所
終盤、次のターンでゴールできる!という時に、手番の1番目を取るためにブーストを使うことが多かったです。他にも良い使い所があるかもしれません。

使い所はここだ…!と気づく、勝負勘も身についちゃうかも…
まとめ

カードをつなげてコマを進める爽快な水上レースボードゲーム。コース取りやカードの使い方、ボートの個性を活かした戦略が勝利のカギとなり、家族や友人と盛り上がれる作品です。我が家では、お友達が遊びに来たらとりあえずトーネードスプラッシュをだします!