拡大再生産ゲームにレゴブロックが加わった、今までにない新しいボードゲームです。
共通ボードに積み上がるモンキーパレスの不思議な魅力に子供たちも惹き込まれます。
見た目だけじゃなく、考え所もしっかりあるので、子供から大人までブロック積み上げバトルが楽しめますよ!
モンキーパレス
年齢 | 時間 | 人数 | 価格※ | メーカー |
10歳〜 | 45分 | 2〜4人 | 7,700円 | ホビージャパン |
3種類のレゴブロックを使って階段を作ります。
ボードに空いているどの穴からスタートしてもOK
完成した段数分のサルドルがもらえます。
獲得したサルドルでカードを購入できます。
カード効果では次の手番で使えるブロックがもらえる他、勝利点となるバナナポイントがゲットできます!
カードは4枚まで個人ボードに置いて、効果を使っていけるので手番ごとに使えるブロックは増えていき、どんどん高い階段を作っていくことができます。
共有ブロック置き場の在庫が尽きて、獲得できるブロックを取れないプレイヤーが現れたら、ゲーム終了。
バナナポイントが1番多いプレイヤーの勝利です。
柱ブロック5個分の高さの階段を作れた時はボーナスカードを獲得できたり、お邪魔のサルが置けたり、細かなルールもゲームを盛り上げます。
ボーナスカードを獲得するために、みんな高く高く建てていくのでサルの宮殿もどんどん豪華に…!
拡大再生産サル宮殿の完成です。
最後は恒例の写真撮影でパシャ
他の人が建てた階段の上にも建てていけるので、利用したりされたり、邪魔しあったりが楽しいです!
そこのサル邪魔だ〜!どいて〜!
ルール・遊び方
準備
最近バナナを食べたプレイヤーが1番のボードを取り、スタートプレイヤーとなります。
ゲームの流れ
ゲームはラウンド単位で進み、各ラウンドではプレイヤーが1回づつ手番を行います。
- 1.階段の建築自分の建物ブロックを使って
階段を1つ建築する階段の登り始めの地面の色を覚えておく建築のルール
▶︎階段は地面のポッチから始める
▷階段はアーチで終わる
▶︎新たな階段はすでに置かれている建築ブロックと繋げる
▷階段は途中で90度曲げることができる▶︎アーチ中央2つの
ポッチの上には建築できない▶︎アーチの真上に完全に重なるように
アーチは置けない - 2.階段の装飾階段の上り終わりの場所に、上り始めの色に対応した装飾ブロックを置く上り始めが濃い緑なので
同じ色の装飾ブロックを置きます - 3.サルドル確認今回の築いた階段の段数分のサルドルを獲得
▷その階段に置いた装飾ブロックが、その色の中で単独で最も高い位置にある場合追加で1サルドルを得ます。
黄緑の装飾で1番高いので+1サルドル - 4.カード獲得今回のサルドルを使って、今回の装飾ブロックと同じ色のサルカードを獲得する
▷サルドルを支払える限り複数のサルカードを獲得できます。
▶︎サルドルは全て使い切らなくても大丈夫ですが、次のターンにサルドルを持ち越すことはできません。 - 5.即時配達このターンに獲得した全てのサルカードの
即時配達のブロックを受け取る
- 6.定期配達サルカードを裏面にして
定期配達のブロックを受け取る▷獲得したサルカードを裏返してプレイヤーボードの空いているスペースに置きます。
▶︎4枚を超えるサルカードを得た場合、新たなサルカードはプレイヤーボード上のすでに置かれているサルカードの上に重ねて置く必要があります。
その後、プレイヤーボード上で見えている定期配達を受け取ります。
- 7.その他カードボーナスカード
今回建築した階段のうちどこか1ヶ所の高さがブロック5つ分以上なら、ボーナスカードを1枚受け取ります。
▷その際、柱ブロックは3つ分に数え、アーチは高さに含みません。
▶︎ボーナスカードは1枚につき4バナナポイント
▷1ターンに獲得できるボーナスカードは1枚のみサルカード
プレイヤーが自分のターンに金の装飾ブロックを置いた場合、好きな場所にお邪魔サルを置くことができます。
▶︎置けるのはアーチの端の空いているポッチ
▷サルの表彰カード(2勝利点)を、テーブル上、または現在そのカードを持っているプレイヤーから取ってボードの脇に置いておく。
ゲームの終了
いずれかのプレイヤーが、必要分の建築ブロックが不足して取ることができなかった場合、ゲームの終了条件が発生します。
その後全てのプレイヤーが同じターン数を行います。
全てのカードのバナナポイントを合計し、1番多いプレイヤーが勝者👑
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
レゴブロックが楽しい
誰でも一度は遊んだことがあるレゴブロック、久しぶりに触るだけでちょっとワクワク…
子供たちもボードゲームにレゴが入っていることで興味津々でした!
何これ〜!やるやるやる!
ゲームが進んで高く積み上がっていくにつれて、モンキーパレスの見た目も豪華になっていくのが楽しいです。
アーチと柱のみのシンプルな建物ですが、まさに宮殿のように不思議な魅力がありました。
今までになく新しい
今までに遊んだことのない新しいタイプのボードゲームだったので、新鮮な気持ちで楽しめました。
ゲームシステムは拡大再生産ですが、レゴで高さを競うなんてプレイしたことあるわけないですよね〜
逆に言うと、そのレゴの組み立て部分を説明書で理解するのにちょっと苦労しました。
最初間違えたルールで遊んでいて、他の人のプレイ写真を見て間違いに気づいたりしてました…
公式のルール説明動画がありますので、翻訳機能オンで説明書と合わせて確認することをオススメいたします。
協力ゲーム?いやいや違います!
それぞれが建築した階段を使ったり、使われたりするので、「ここにお邪魔しま〜す」「あっ、使われた!」などのやり取りがあって楽しかったです。
最も高い階段のプレイヤーが表彰カードを得られる選択ルールで、トップが移り変わっていくのも、盛り上がりポイントでした。
お邪魔サルどこに置こうかな〜♪
何歳から遊べる?
7歳から遊べました
対象年齢は10歳〜ですが、7歳の長女は問題なく遊べました。
5個分の高さができそうなポイントを探すときや、ブロックの細かいやり繰りはアドバイスをしていましたが、ゲームの進行は自分でできていました。
2歳、5歳の妹たちはゲーム終了後の宮殿で人形遊びなどして楽しんでいました。
知育・考え所
ブロック5個分の高さを目指す
勝利するためにはブロック5個の高さの階段を作ってボーナスカードを獲得することが必要です。
どこに建てるか場所を探すことも重要ですが、その準備の過程も大切です。
柱にするブロックは足りてる?
↓
足りないからカードを買おう!
↓
必要なブロックが得られるカードはどれ?
↓
そのカードを買うためには、どの地面の色から建て始めないといけない?
と順番立てた考え方が自然にできていきます。
購入カードの組み合わせ
サルドルがたくさんもらえるようになってくると、一度に複数のカードを買えるようになるので、カードの組み合わせを考えることになります。
勝利点が多いものと少ないものを組み合わせたり、もらえるブロックをみて選んだり、考え方は無限大です!
カードが4枚以上になったとき
個人ボードのカード置き場は4枠しかないので、新たに獲得したカードを上に重ねて行かなければいけません。
どのカードの上に置くか、残しておきたい定期収入はどれかを考えて優先順位をつけていくことになります。
選択ルール
ゲームに慣れたら遊べる、選択ルールも用意されています。
▶︎チョウ
プレイヤーが置いた装飾ブロックが、全ての装飾ブロックの中で単独で最も高い位置にある場合、その装飾ブロックの上にチョウを置きます。
チョウの表彰カード(2勝利点)を、テーブル上、または現在そのカードを持っているプレイヤーから取ります。
▶︎カエル
柱のブロックが欲しいとき、テーブル上、または現在持っている人からカエルの表彰カード(ー3勝利点)を取ることで、ただちに柱を1つ得ることができます。
サル・チョウ・カエルの表彰カードはそれぞれ1枚しかないのでコロコロと移り変わり、ゲーム終了時点で所持しているプレイヤーに勝利点での影響があります。
いつゲーム終了条件が発生するか気にしながら、タイミングを見計らってプレイしていくことになります。