出ている数より大きい数字を出していくゲームですが、同じカードは複数枚の合計の数で出せるところがポイント。
シンプルすぎるくらいのルールが、子どもたちにはスッとルールがわかって遊びやすいカードゲーム「ハリコッツ」のレビュー・解説記事です。
ハリコッツ
年齢 | 時間 | 人数 | 価格※ | メーカー |
8歳〜 | 20〜30分 | 3〜5人 | 1,980円 | for games |
場に出されたカードより大きい数を、手札から出していきます。
ただし、同じ数のカードは複数枚の合計値で出すことができる点がおもしろい!
[6]は10枚もあるので5枚以上同時出しも狙えますよ〜
出せるカードがなかったらパスをして、最初に配られていた4枚の個人山札から1枚手札に加えます。
パスをしたときに4枚の個人山札が尽きていた場合、脱落となってしまいます…!
場に出ているカードが15以上になったら、
数が変わる特殊なカードもゲームを盛り上げます。
ルールはこれだけ!絵柄もポップでかわいい!
小学生ぐらいの子と遊ぶのにぴったりなカードゲームです。
学校で勉強した足し算・かけ算フル活用で遊べるよ!
ルール・遊び方
毎ラウンドの準備
ゲームの流れ
誰かが2勝するまでラウンドを繰り返す
- ラウンドの流れスタートマーカーを持つ人からスタート
その後は時計回り - 手番の流れ[カードを出す]or[1枚引いてパス]
のいずれかを行う
▶︎カードを出すときのルール
❶場にあるカードの数値より高い数を出す❷同じ数のカードであれば複数枚出せる❸場に出ている数が15以上であれば
1→17 2→16 として出せる❹他の全員がパスして、自分が出した場札がそのままで手番が来たら脇によけて、新たに好きなカードを出していける
▶︎1枚引いてパスをする
カードを出したくない、
あるいは出せない場合はパスをします。自分の個人山札から1枚引き、手札に加える個人山札が尽きていて引けない場合は脱落 - ラウンドの終了[誰かが手札を出し切る]か、
[1人以外が全員脱落]したらラウンドの終了↪︎勝利チップを受け取る
スタートマーカーを左隣に移して、ラウンドの準備に戻り新たなラウンドを始めます。
- ゲームの終了勝利チップを2枚獲得した人が勝利👑
点数制で人数分のラウンドを行う
「降りる」の選択肢が加わる
- 手番の流れ[カードを出す]か[1枚引いてパス]か
[降りる]のいずれかを行う▶︎1枚引いてパスをする
自分の個人山札から1枚引き手札に加えます。
個人山札が尽きていた場合、上級ルールでは「脱落」はなく「降りる」ことになります。▶︎降りる
自分の手札を公開し、
連番の複数枚1セットを選び、脇に除ける残った手札の枚数が失点になる残った手札の枚数分の失点チップを受け取り、裏面にして手元に置きます。(点数は自分しか確認できません)
- ラウンドの終了[誰かが手札を出し切る]か
[1人以外が全員降りた]らラウンド終了↪︎勝利チップ(+3点)を受け取る
誰かが手札を出し切ったとき、まだ降りていなかった人は、手札の枚数分の失点チップを受け取ります。
- ゲーム終了人数分のラウンドを終えたらゲーム終了
チップの合計点が高い人の勝利👑
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
ルールがわかりやすい
「場に出ている数より大きいカードを出す」
「同じカードは一緒に合計数で出せる」
この2つの基本ルールが分かれば良いので、すぐに遊び始められました。
脱落のルールは遊びながらの説明で大丈夫でした。
複数枚出しが楽しい
ゲームの醍醐味、複数枚出しが決まったときは気持ちいいです!
パスをして山札から補充したカードがちょうど複数枚あるものだったらラッキ〜
カード運で決まる
最初に配られた手札次第であっさり勝敗が決まってしまうこともありました。
大富豪のように枚数で制限したりする戦術がないので、ちょっと物足りなさも感じます。
ゲームに慣れたら上級ルールで遊ぶことをおすすめします。
何歳から遊べる?
7歳は足し算で頑張る!
小1の娘は、まだかけ算や九九を習っていないので、足し算で頑張っていました。
8が5枚っていくつだ〜
8+8+8+8+8計算するぞ〜w
8が5枚だから8×5というかけ算の概念みたいなものを教えやすいなぁと感じました。
対象年齢の8歳〜でちょうど九九を習う2年生ぐらいの子には、記憶の定着や覚えたものを実際に使える嬉しさがあって、とても良いカードゲームだと思います。
九九を早い段階で教えていたり、これから教えていきたい家庭におすすめです。
物足りないという感想もありますが、だからこそシンプルで子どもと遊ぶのにはピッタリだと感じました。
知育・考え所
足し算・かけ算
遊びながら楽しく足し算・かけ算ができます。
有名な大富豪は枚数・数の大きさでカードを出していきますが、こちらは数字の合計数というところがポイント。
シンプルですが、九九を使ったり、頭の中で足し算をする必要があります。
覚えたての九九が使えたときは子どもたちも嬉しいはず!
上級ルール
早めに降りて失点を少なくするか、最後まで強気でプレイするかの駆け引きが生まれます。
ウソやハッタリも勝つためには必要…⁉︎
失点チップは裏向きで手元に置いてあるため、他の人の点数がだいたいしかわかりません。(覚えられていたらスゴい!)
勝敗に直結するゲーム終盤はさらに降りるタイミングが悩ましいです!
勝負勘も強くなっちゃうかも✨
まとめ
手札の並び替えができない大富豪系ゲーム