市長となって、建物を建て、
お金を稼いで街を発展させてください。
街のしあわせは「人口×幸福度」で決まります。
皆さんは最高にしあわせな街を作る市長になれるかな…?
ハピエストタウン
年齢 | 時間 | 人数 | 価格 | メーカー |
6歳〜 | 10〜15分 | 2〜4人 | 1980円 | ホッパー エンタテイメント |
プレイヤーは市長となり、
始めは少ない資金を元に建物を建てていきます。
コンビニからの収入①金で資金は③金
建物カードには買うためのコスト、人口、幸福度、毎ターン貰える収入が描かれています。
科学工場を建てると収入が上がるけど幸福度が下がる…って現実と一緒で納得できる!
自分のお財布事情と相談しながら、
3枚の中からカードを選んで購入します。
もちろんケーキ屋さんで♪
選ぶ候補の3枚は場のカードをそのまま使うか、コスト別に分かれた山札から新たに引くこともできます。
次の出番のはじめに、先ほど買った建物の収入も上乗せしてお金をもらうことができます。
でもまだまだ中盤です!
このように、ゲームが進むにつれて、お金やできることが増えていく、拡大再生産を楽しむことができます。
ゲームにはインフラカードという要素があり、
カードに書かれている種類の建物を建てた時点で獲得できます。
ゲームを進めていき、
1人でも建物を10個建てたらゲーム終了です。
勝利点の計算は人口×幸福度で計算します。
工場でのマイナスがあるので⑧となります
簡単ルールでは人口+幸福度で計算するので、
掛け算がまだできない子でも楽しめます。
足し算がまだできなくても、マークをひとつずつ数えていけば大丈夫です!
ルール・遊び方
準備
- お金をひとまとめにして銀行を作る
- コストごとに施設カードを裏向きに配置し、ローコスト施設を3枚表向きにして並べる
- 住宅カード3種類を配置
- インフラカードをランダムに3枚選び、
表向きに並べる - 各プレイヤーにはじめのコンビニカードを配り、自分の場に置く
- 各プレイヤーは初期所持金として
②金を銀行から受け取る - 最年少者に
スタートプレイヤーカードを渡す
ゲームの流れ
- ❶自分の場に置かれたカードに書かれた収入の合計のお金を銀行から受け取る
- ❷場に表になっている施設カードを
複数枚選択して捨てることができる場にあるカードに良いものがなかったり、違うコストのカードが欲しい場合に場のカードを捨てることができます。
- ❸施設カードが3枚になるよう、好きなコストのカードを山札から引いて場に出す
- ❹建物カード(住宅カードを含む)を購入し、自分の場に建てる
建てられるのは1手番に1軒のみです。
既に自分の場に建てている建物と同じ建物は建てることができません。
使ったお金は銀行に支払います。
購入しないことを選択してもok - ❺インフラカードの条件を満たしていたら、
自分の場に建てる建物カードを建てることによって、場に置かれているインフラカードに書かれている条件を満たしたら、手番の最後にインフラカードを自分の場に建てます。
自分の場に建てられるインフラカードは1軒のみです。 - ❻上記❶〜❺を実行したら、手番を左隣に移す
- ゲーム終了いずれかのプレイヤーが10軒以上の建物(インフラカードを含む)を建てたらゲーム終了
簡単ルールは人口の合計+幸福度の合計の足し算で計算します。
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
拡大再生産が楽しい
ゲームが進むにつれて収入が増えてだんだんコストの高い建物が建てられるようになっていく、拡大再生産が楽しいです。
拡大再生産のボードゲームは「カタン」や「街コロ」など他にもたくさんあります。
その中でも本作はシンプルで遊びやすく、小さい子でも拡大再生産が楽しめるように作られています。
カードがコンパクトで良い
カード効果に複雑なものがないので、小さいサイズのカードにおさめることができています。
コンパクトなので場所をとらず遊びやすいです。
外箱も小さめで持ち運びもしやすくてgood!
毎回違う街づくり
基本的にはインフラカードを獲得することを目指していくことになると思います。
場に出てくるカードによってその計画が変わってくるので毎回違う街作りとなっていきます。
インフラカード自体も複数用意されているのでバリエーションが楽しめました。
我が家のボ育て
5歳のときはインフラカードなし、計算は足し算の簡単ルールで遊びました。
お金を一つずつ一生懸命数えて、最後の得点計算も指差ししながら一つずつ数えて頑張っていたのを覚えています。
ゆっくりですが、着実に数えていく姿に感心していました(うるうる)
インフラカードありで、
しっかり計画を立てて遊べています。
小学生になり、足し算も早くなって
アドバイスなしで楽しめています。
最近かけ算に興味が出てきたようなので、
通常ルールでプレイしてみようかと計画中です!
九九の書かれた下敷きとかありましたよね(懐)実家行って発掘してこようかな
知育・考え所
収入を取るか、勝利点を取るか
収入も点数も両方取れるカードは少ないので、どちらをとるか選ぶ場面は多いです。
序盤は収入を上げるのが良いと思いますが、なぜそうした方がいいのか教えてあげたり、自分で理解していくことで、ゲームのしくみや面白みを感じることができます。
目先のお金にとらわれず、最初は稼ぐためのスキルや技術を身につけよう!っていう人生論も学びとってほしい…無理かw
インフラカード
ゲーム終了条件の10軒にインフラカードも含まれるので勝利には欠かせない存在です。
獲得条件を達成しやすいインフラカードはみんな狙うので早い者勝ちになり、建物を選ぶときの計画性が重要となります。
人口×幸福度
勝利点の計算が人口×幸福度のかけ算という点がこのゲームの最大の特徴です。
人口が多くても幸福度が少ない街は嫌ですし、幸福度が高くても人口が少ないと将来的には不安…
大人もなんだか考えさせられちゃいます。
どちらもバランス良く上げていくことが幸せな街(勝利)にしていくためのポイントであり、考え所です。
我が家が住んでいる田舎は、人口も少なく幸福度もそこそこ…引っ越したい!
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