あいうえバトルは、お題に沿って自分だけの“ひらがなことば”を決め、それを相手に当てられないように守りながら、逆に相手のことばを暴いていく言葉のパーティーゲームです。

言葉選びと読み合いの駆け引きがとても盛り上がります!

あいうえバトル
年齢 | 時間 | 人数 | 価格※ | 作者 | メーカー |
6歳〜 | 15分 | 2〜5人 | 2,310円 | 米光一成 | 幻冬社 |

お題から思いついた言葉を書いてまわりに見えないように置き、順番に1文字ずつ攻撃して当て合います。
全ての文字が当てられたら脱落。最後まで残ったプレイヤーの勝利です。
お題を決めたら書き方と置き方のルールに沿って、ことばを書いていきます。

自分の手番がきたら、共通のひらがなボードに斜線を書きこんで攻撃します。

ルールはとってもシンプルなんですが、推理して相手の言葉がわかった時の爽快感がたまりません!

ひらがなを当てるだけなので、子供達も手軽に[推理→正解]の達成感を味わえます。
ルール・遊び方
ゲームの準備

ゲームの流れ
- Step①お題を決めて言葉を書く
自由にお題を決めます。
各プレイヤーはお題にそった2〜7文字の言葉を書いて、他のプレイヤーに見えないように立てて置きます。書き方と置き方のルール・1枚につき1文字
・ひらがなで書く
・濁点(゛)半濁点(゜)は書かない
・小文字(っ,ゃ,ゅ,ょ)は大文字で
・伸ばす音は長音符号(ー)
・文字を書かないボードには[✖️]を書く
・旗と1が描かれたボードを1文字目として自分から見て右端に置いたら、以降は左に読むように並べる - Step②ボードの文字に斜線を書いて、その文字を宣言して攻撃!
ジャンケンで勝った人から攻撃スタート。
※途中で相手の言葉がわかっても口に出してはいけません。必ず1文字ずつ攻撃してください。▶︎[しまうま]という言葉で[ま]が攻撃された場合は2枚とも公開します。
▷自分の番で自分も使っている文字を攻撃した場合は[自爆]となり、そのボードを公開しなくてはなりません。自爆した場合も連続攻撃は可能です。 - Step③最後まで残った人の勝利👑
バツ(✖️)以外の全ての文字が公開されたプレイヤーはそこで脱落となり、以降は攻撃できません。
脱落せずに最後まで残ったプレイヤーの勝ちです。▶︎引き分けはなし
最後に残った複数人が同時に脱落したときは、攻撃を成功させた人(=自爆した人)の勝ちとなります。
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
ひらめいた瞬間、思わずニヤリ!
自分の文字が攻撃されるかドキドキしながらも、ひらがなが頭の中をぐるぐる…🌀
相手の文字が2文字、3文字…と、どんどん公開されていくにつれて推理が進み、「はっ!💡」と閃いた瞬間の嬉しさがたまりません。

わかった者同士で、正解を口に出しては言わないけれどニヤニヤと答えを共有する瞬間が楽しいです!
自爆でトドメをさす!
相手を攻撃するために、自分も使っている文字を宣言しないといけないこともあります。
トドメをさすためにはしょうがないけれど、他のプレイヤーに自分の言葉のヒントも出してしまうので悩ましいところ。

うっかりで自爆しちゃうことも、よくあるよw
おばあちゃんと対戦した時、他のプレイヤーの誰もがあの2人は「せんたくき」だな…と思う展開がありました。

自分も「せんたくき」と書いていたおばあちゃんは、自爆覚悟で長女に攻撃を仕掛けましたが失敗に終わりました…
みんなも、あれっ?となったんですが長女の言葉を見て納得。熱い戦いとなりました!

久しぶりに私の実家に帰省した時だったので、おばあちゃんと一緒に盛り上がれたのでとても嬉しかったです!
ボードゲームってやっぱりいいなぁって思った回でした^^
何歳から遊べる?
ひらがなが読めれば遊べる
ひらがなボードがあるので見ながら書くことができますし、ひらがなを読むことができれば6歳以下でも十分遊べます。

我が家では、まだ全てのひらがなを覚えていない次女に合わせて、お題フリーで遊んだりもしていました。
次女が自分の書ける文字を使って一生懸命単語を考える姿が印象的で、心に残っています。

ゲームの考え所
ちょうどよい言葉を考える
書き込む言葉は、定番で簡単すぎても当てられてしまうし、みんなが知らないマニアックな言葉にしてしまっても当てるのが難しすぎてゲームとしては良くありません。
絶妙なちょうどよい言葉を考えるのも、あいうえバトルの楽しさの1つです。

あえて短い言葉に
あえて2、3文字の短い言葉にして1枚もめくられないように潜伏するという作戦をとることもできます。
文字を当て合う前の言葉を考える時点で、そんなちょっとした駆け引きもあったりします。

瞬殺されるときもあるので諸刃の剣です…!
英語でも遊べる
ひらがなボードの裏面はアルファベットになっているので英単語でも遊ぶことができます。
これなら英単語学習も楽しくできそうです。

まとめ

言葉選びの難易度を調整すれば、子どもでも十分楽しめますし、大人同士だと心理戦や読み合いがより白熱します!ぜひ遊んでみてくださいね^^