サカナを釣って、カードを並べて長さ比べ!
サイコロの運要素、釣りを続けるか・やめるか、誰が先に8匹釣るか、といういろんな要素がコンパクトなカードゲームに詰まった作品です。

対象年齢は6歳からですが、小さな子でも遊べる工夫がされているので、4歳ごろから遊べます。

サカナガサ
年齢 | 時間 | 人数 | 価格※ | メーカー |
6歳 | 20分 | 2〜5人 | 1,870円 | 幻冬社 ゲームデザイン :いせごん |

釣った魚の長さを競うカードゲームです。サイコロを振って出た目の数だけ魚を釣ります。カードに書かれているおもりが10を超えてしまうと釣った魚が逃げてしまうので、重さを気にしつつ、大きな魚を狙いましょう!
手番ではサイコロを1回振ります。
出た目の数が「釣ることができる魚の数」です。

カードに書いてあるおもりが「10」を超えてしまうと、釣り糸が切れて魚が逃げてしまいます。
もう1匹釣るか・やめるかの判断が悩ましい…

「毒魚カード」やおもりの数がピッタリ10になった場合の「特別ボーナス」がゲームを盛り上げます!

誰かが8匹以上の魚を釣ったらゲーム終了です。

魚の長さは、カード下の目盛りをつなげて測ります。一番長い人が勝ち!

難しい計算も不要!子どもと遊ぶための工夫がたくさんされている釣りゲームで、家族みんなで楽しめます。
ルール・遊び方
準備

ゲームの流れ
スタートプレイヤーを決めたら、時計回りでアクションを行います。
- STEP①サイコロを1回振る
出た目の数が「釣ることができる魚の数」です。
- STEP②サイコロの目の数だけ、裏向きのカードをめくって釣り上げる
▶︎釣った魚のおもりの数の合計が11以上になると、糸が切れて魚が逃げてしまいます。
▷サイコロの目の数より少ない枚数でも釣りを終えられます。
「もう十分だ」と思ったら、その時点で釣りを終了して、釣った魚カードを手元に重ねておきます。
- STEP③最後に、山札からカードを場に補充する
▶︎常に場に12枚のカードが並べてある状態にします。
▷サイコロを左隣のプレイヤーに渡し、次の人の番になります。 - [特別ルール]釣った魚のおもりの数の合計が
ピッタリ10の場合は特別ボーナス発生サイコロの目の数で魚を釣り、おもりの合計数がピッタリ10になった場合、場から裏向きのカードを1枚もらえます。
2つのピッタリが合わさるのでかなりレア! - [毒魚カード]毒魚カードが出たら、1番カードの枚数が多い人は、1匹選んで戻す
▶︎山札の一番下に戻します。
▷同点の人がいる場合は、同点の人全員が1匹ずつ戻します。毒魚カードは3枚 ※毒魚カードを引いた人はその時点でアクションを終了します。
- [ゲーム終了]誰かが8匹以上の魚を釣った時点で
ゲーム終了条件が発動全員が同じ回数アクションが行えるように、スタートプレイヤーの前の人まで順番を回します。
- [得点計算]各プレイヤーが釣った魚カードを
長さの目盛りでつなげて、長さの合計を計測最も長い人が勝利👑
同じ長さの場合は枚数が多い人が勝利。
それでも同点の場合はサイコロを振り、出た目の大きい人が勝者となります。
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
まだ釣るか、やめるか…迷う!
重りの数が合計5・6ぐらいになったとき、まだ釣るかどうか悩みます。
ギリギリを攻めるチキンレースの要素もあってドキドキ!
▷チャレンジしたけどオーバーしてしまって残念〜
▶︎小さい魚ばかりでたくさんの数釣れた!
▷毒魚が出て釣り強制終了でガックリ…
と、うまくいったり、いかなかったり…
毎手番ごとに違った釣りドラマ(感想)が生まれました。

7歳の長女が釣りに失敗した時のリアクションがいちいちおかしくて、大笑いしながら遊びました。大人が釣りに失敗した時、大げさにリアクションしてあげると子ども達も喜ぶと思います。

なぜか良いカードは2,3枚目で出てドボンなんだよね〜
サイコロのジレンマ!
釣れる(カードをめくる)回数は毎手番サイコロで決まるので、なかなか思い通りにはいきません!

ゲームが終わりそうで逆転を目指したいときに①が出て、ズコーッとなったりするよ
サイコロの運要素×カード引きの運要素がうまくいったときの「ピッタリ10」達成は、結構難しいです。
「ピッタリ10」ができたときは大拍手!
魚カードで学べる
魚イラストカードはたっぷり50枚。
有名なものもあれば初めて知る魚もいて、どんな魚が出るかワクワクでした。

カードには魚の説明も書かれていて、図鑑のようにも楽しめます。

何歳から遊べる?
5歳も遊べました
足し算がまだできない次女5歳も、カウント表のおかげで自分で数えていくことができました。
魚カードに描かれている重りの数は、数字ではなくアイコン表示なので、数の大きさのイメージがしやすいです。

最後の長さ勝負も、見た目でパッとわかりやすいので、子どもも勝敗がはっきり見分けられます。
さすが『子どもと遊ぶのに最適!!』をコンセプトにしているゲームだなと感じました。

次女も一緒に遊ぶ時は、釣ったカードを重ねずその場で長さを繋げていきました。すぐに成果がわかって嬉しそうでした♪
X(Twitter)では4歳も遊べたという投稿がいくつかあったので、小さな頃から遊べそうですね!
ゲームの考え所
周りの状況を見る
勝つためには、他のプレイヤーの状況も気にしておく必要があります。
誰かがもうすぐ8匹釣ってゲームが終わると感じて、自分が負けていそうだったらチャレンジしないといけません。
逆に、勝っているという自信があったら手堅く釣りを終了させたり、戦略が生まれます。

カードは重ねているので、最後に並べて比べるまで勝敗がわからないのがまた面白いんですよね…

最後の1匹チャレンジしなければ勝ってたのに、余計なことした〜!とかね
まとめ

『子どもと遊ぶのに最適!!』をコンセプトにして作られたゲームなので、視覚的にわかりやすくしてあったり、工夫がたくさん。ありがたく子どもと遊ばせていただきましょう〜 お値段もお手頃ですし、魚好きなお子さんだったらなおさらマストバイです!