みんな大好き大富豪。
通常の大富豪はどうしても、最初に配られた手札の運が大きいですが、こちらは自分で手札を増やして強くしていくことができます。
そんな「ネクスト大富豪」なナナトリドリをご紹介します!


ナナトリドリ

年齢 | 時間 | 人数 | 価格※ | メーカー |
6歳〜 | 10〜20分 | 2〜6人 | 2200円 | アークライト 作:TOSHIKI ARAO |

手札の数字カードを早く出し切ることを競うゲームです。
同じカードを1度にたくさん出すほど強くなりますが「手札で隣り合っている」必要があります。
手札を並び替えられないという点がポイントとなるネクスト大富豪系カードゲームです。
最初にカードが8枚ずつ配られます。
手札を並び替えられないので配られたそのままの並びでゲームを始めなくてはいけません。

え、バラバラなんだけど…💦
手札がバラバラでも大丈夫。
直前に場に出ていたカードを自分の手札に追加することができるので、手札を強化していくことができます。

自分の複数枚のセットと、場に出ていた複数枚セットを合わせると、超強力手札が完成!
一気に逆転勝利も狙えます。

一気出しであがると気持ちいいですよ〜!
ハチトレインという人気ゲームがリニューアルされた本作品。
ハチトレインはアークライト・ゲーム賞2022の佳作も受賞しています。
受賞も納得のおもしろさです、ぜひ遊んでみてください!
ルール・遊び方
準備
8枚ずつ手札を配り、
ペンギンコマを2個ずつ受け取ります。

手札の順番を入れ替えてはいけません!
手札を並び替えられないので配られたそのままの並びでゲームを始めてください。
最初にカードを出すスタートプレイヤーを決めたらゲーム開始です!
ゲームの流れ
A:カードを出す
B:パス
- A:カードを出す
手札から数字カードを表向きで場に出します。
カードの出し方のルール⚫︎場にカードがないときは、好きなカードを出せる。
⚫︎手札で隣り合っている同じカードは、何枚でもまとめて出せる。⚫︎直前に出されたカードより、強いカードの組み合わせしか出せない。
数字が小さくても、枚数が多ければ強い!⚫︎数字が大きいほど強い
⚫︎数字にかかわらず、枚数が多いほど強いカードを出したら、
直前に場に出ていたカードを手札に加えるか捨てるか選びます。⚫︎自分の手札に加える
場に出ていたカードをひとまとめにして、自分の手札の好きな位置にさしこみます。⚫︎捨てる
場に出ていたカードを捨て札置き場に移します。子どもたちはこの処理を忘れがちなのでどちらにするのかきいてあげてください!(大人も忘れます…)
- B:パス
カードが出せない、
または出したくないときはパスをします。
山札から1枚引き、「自分の手札に加える」か、「捨てる」か選びます。全員がパスをしたら自分がカードを出し、全員がパスをして再び自分の番がきたなら、場のカードを全て捨てます。(いわゆる「流し」)
その後、その人(上がったなら次の人)が新しいスタートプレイヤーとなり、好きなカードを出してゲームを続けます。
ゲームの終了
手札を出し切って0枚になった人から
上がりとなり、ゲームから勝ち抜けします。
ゲームに残っている人が
最後の1人になったら、ゲームの終了です。
最後の1人は
自分のペンギンコマを1個失い、箱に戻します。
その人を新しいスタートプレイヤーとして、
新しくゲームを初めます。
ペンギンコマが0個になった人が出たら、
「ぽんこつガイド」となって負けです。
その人以外の全員が勝利👑です。
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
サクサク遊べる
1ゲームが短いので、
次々とたくさん遊ぶことができます。
たとえ子どもたちが負けてしまっても、よしもう1回!と切り替えていけるのが良かったです。
一気出しが気持ちいい
直前に場に出ていた複数枚のカードもそのまま手札に入れられるので、うまくいけばどんどん手札が強くなります。
大富豪ではむずかしい4、5枚出しがやりやすいので、一気にためたカードを出すときの爽快感が気持ちいいです!

ベースは大富豪なので、ルール説明がしやすいのもgood!
勝敗がかたよらない
極端に強い・弱いがなく、子どもでもしっかり勝てます。
運要素と戦略のバランスがすごく良いので、大人も手加減なしで戦略を考え、楽しめるのが良かったです。
我が家で遊ぶときは父、母、7歳長女の3人で遊びますが、ほぼ毎回全員がペンギンコマ残り1つの、あとが無い状態になり、最終決戦までもつれ込みます!

絶対に負けられない戦いが
そこにはある‼︎
鳥がかわいい
鳥のイラストがかわいくて視覚的にも楽しめます。
子どもたちが大好きなシマエナガが描かれていたのでゲームの導入にバッチリで、すぐに興味をもってくれました。


みんなパーティーだったからおしゃれしてるんだね♡
何歳から遊べる?
6歳から遊べました
大富豪を数回しかしたことがない6歳長女も、少し遊べばすぐにルールを理解できました。
カードが数字の7種類だけでシンプルだったから良かったのかも。

大富豪は2が1番強いとかわけわからんし、こっちの方が楽しい!
知育・考え所
並び替え禁止
手札の並び替えができないことによって、普通のトランプゲームとはまた違った考え方になります。
間に挟まれている手札を使って同じ数のカード同士くっつけたりと、普通の大富豪ではしない出し方も考え所の1つです。
タイミングを見計らう
出されたカードの回収で手札の強化を進めて、タイミングを見計らい、いざ勝負!
「ビリにならなければペンギンコマは減らない!」という心理で、出せるけどカードを温存するためにあえてパスするという駆け引きもでてきます。
2人用ルール
読みと戦略に特化したに2人用のルールも用意されています。

1ゲーム3分程の短時間に、
濃縮されたかけひきが楽しめます!
勝利条件は手札を出し切るか、
相手にパスをさせて「脱落」させることです。
⚫︎手札が8枚→11枚に増える
⚫︎手札とは別に2枚の数字カードを受け取り、自分の手前に表向きで置いておく

⚫︎パスをした時に、自分の手前に置いたカードが2枚ともないなら、その人は脱落し、ゲームに負けます。
つまり、2人用ルールは
2回までしかパスできません。
まとめ

短時間で戦略性、爽快感が味わえるお手軽カードゲームです。大富豪がベースなので、ボードゲームに慣れていない人でもルールがわかりやすいのでオススメいたします!
