2024年10月に発売したばかりの新作です!
紙のバランスゲームといえば「キャプテン・リノ」が有名ですが、こちらはルールもバランスゲームとしての難易度もレベルアップ。
アートワークも素敵で、高くなっていく塔にうっとりしてしまいますよ〜
キャットと塔
年齢 | 時間 | 人数 | 価格※ | メーカー |
6歳〜 | 15〜30分 | 1〜5人 | 3300円 | 作:たきざわまさかず アークライト |
手番では指示カードをもとに
2枚のカベと1枚のユカを積み上げます。
だけど、ほとんどのカードで高さの違うカベ2枚を立てるように指示されています!
いや、同じにしてよ!
1番低いレンガとセキゾウでもその差はたった5ミリ!
そのたった5ミリよって塔はぐらぐら不安定…
みんなで協力してバランスをとっていかないとすぐに倒れてしまいます。
ゲームクリアはトトを10階に連れていくこと。
そのためには目標カードに書かれた条件を達成していくことが必要になります。
その目標カードに登場するのがナカマ猫たち。
猫同士でくっついたり乗ったり、条件は様々です。
良い場所にナカマ猫を置くことができれば、コマの重みで塔が安定してゲームクリアに近づきます。
ネコがポイントになり、
配置やタイミングが考えどころです。
ネコが主役のゲームなので子どもたちも興味を持ちやすく、キレイなアートワークとちょっぴりせつない世界観で大人も惹きつけられてしまう魅力的なボードゲームです!
ルール・遊び方
準備
❶1階のユカを置き、その上にトトを乗せる
❷カベとナカマを種類ごとに並べて置く
❸手番カード、目標カード、ゴールカードを配置する
❹じゃんけんなどでスタートプレイヤーを決める
ゲームの流れ
- ①
オモテの手番カード2枚のうち1枚を選ぶ
- ②
選んだ手番カードが指示しているもの
(カベやユカやナカマ)を塔に乗せる - ③
目標カードの条件を達成しているか確認このとき、目標カードに描かれた条件が達成できていれば、カードを1枚選び、そこに書かれた数だけトトを登らせることができます。
トトが2階分登れます
ゲーム終了
以下のどちらかを満たすと、ゲームが終了します。
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
バランスゲームとしての難易度は高め
カベと床のカードが思ったより薄かったので、バランスをとっていっても常に不安定で難しかったです。
大人が真剣に挑んでクリアできるぐらいだったので、うちの7歳の子供たちには少し難しかったようです。
雰囲気が素敵
アートワークが、ただ可愛いだけでなく、神秘的(?)なキレイさもあって素敵です!
子供たちも創作意欲がわき立てられたようで、猫のお家を作って遊んでいました。
「キャットと猫」のゲームデザインをされた、たきざわまさかずさんも、自由に塔を積んだり、積み木的に建造物を作ってごっこ遊びに使ったりもしてほしいと考えていたそうです!
作者のたきざわまさかずさんとメッセージのやり取りをさせていただく機会があり、娘が作ったお家についても、嬉しいと喜んでくれていました!
ストーリーにわくわく
クリア後に読める物語カードが付いているので、子供たちはそれ読みたさに頑張ってプレイしていました。
子供たちがどうしても先が気になるというので、クリアせずに全て読んでしまいましたが…
今度はオリジナルストーリーを作って遊んでみようかなと計画中です。
「トトのミステリータワーでお宝発掘⭐︎」
なんてどうですかね?
何歳から遊べる?
協力すれば5歳からでも遊べました
誰の出番かは気にせずに、1枚目のカベは5歳次女がのせ、2枚目のカベやは7歳長女がのせ、微調整は母、と超協力体制で挑みました。
すぐに崩れてしまうと子供たちもあまり楽しめないので、カードを選んだり指示をする司令塔は母がつとめました。
たまみ
家族の絆が深まった気がします
(キラーン)
遊んでいるうちに、全て自分で積みたくなったようで、各々でタワー建設開始!
ひたすら高く積み上げるだけでも、
2人とも楽しめていました。
放置中
バトル中は仲悪かった〜
まぁ、いつものこといつものこと
知育・考え所
目標を達成しないとトトは登れない
目標を達成するための条件を理解
↓
最適な手番カードはどちら?
↓
(塔のバランスや階層を見て)今できるかな?
と、順序立てて考えていくことが必要になります。
トトが3階上がれる条件は結構大変だよ!
協力ゲームの良さ
ワイワイ相談しながらゲームを進めます。
こっちの方がいいんじゃない?とアドバイスしたり、それを受け入れたり。
年齢に関係なく自然にコミュニケーションが取れるのも、協力バランスゲームの良いところです。
指先に集中
倒さないように指先に集中することで、集中力や手指の器用さを向上させます。
脳の活性化も期待できます。
指先のプルプルが止まらないのよ…
コメント