リスのタルトやさんは、いつも大人気。
たくさんの注文がきています。
大きいリスと小さいリスを
上手に動かしてフルーツを集めましょう。
たくさんのタルトを焼けた人が
森でいちばんのタルトやさんです!
リスのタルトやさん
年齢 | 時間 | 人数 | 価格 | メーカー |
4歳〜 | 20分 | 2〜4人 | 3040円 | パティスリー ジレンマ |
※ワーカープレイスメントとは?
ワーカープレイスメントとは、ボードゲームのメカニズム(仕組み)の一つ。
共有のアクションボードがあり、順番に各プレイヤーが実行したいアクションのマスにコマ(従業員:ワーカー)を配置してアクションを行っていくシステムです。
ワーカープレイスメントは数あるボードゲームの中でも人気のジャンルでたくさんのゲームに採用されている仕組みです。
思考性が高く面白い分、少し複雑なものが多く、小学生ぐらいから遊べるものがほとんど。
「リスのタルトやさん」はそんなボードゲームの王道であるワーカープレイスメントを
4歳から遊べるようにと工夫された作品です。
ボドゲ大好きママの立場からすると、なんと素晴らしい!よくぞ作ってくれました!と賞賛の嵐です!
このゲームのワーカーは大小のリスさんコマ。
手番ではそのコマを欲しいフルーツがある木に置いていきます。
大きいリスが置かれている場合は置けません。
他の木を探します。
全員が大小のリスコマを配置したら、自分のリスを置いた木のフルーツを収穫できます。
タルトには焼くために必要な材料がわかりやすく描かれています。
次はリスのコマを焼きたいタルトの上に配置します。
さっきはフルーツを収穫する仕事をしたリスさんが、次はタルトを焼く仕事を任されました。
まさにワーカー(従業員)を動かしてゲームを進める、ワーカープレイスメントです。
リスさん、次はタルト焼きおねがい!
まかせて〜♪
タルトが無事焼けたら一段楽。
次のタルトを焼くために必要な材料をまた集めに行く作業です。
誰かがタルトを3枚以上焼いたらゲーム終了。
焼いたタルトの数が多い人が勝利です。
同じ数だった場合は、イチゴを多く持っている人が勝ち、それも同じだったらブドウ→ミカン→バナナの順に数を比べていきます。
イチゴ→ブドウ→ミカン→バナナってリアルな価格の順だからスッと頭に入るわね〜
ルール・遊び方
- 準備・タルトを5枚ずつ重ねて山を作る
・大小のリスコマを受け取る
・一番年齢の低い人がコック帽子をもらう
・フルーツとタルト生地を全部袋の中に入れて、木の上に2つずつ置いていくこちらは2人用の配置
2人→タルト山2つ、木4枚
3人→タルト山3つ、木6枚
4人→タルト山4つ、木8枚 - ①コック帽子を持っている人から順番に
リスを1匹、木の上に置いていく大小どちらのリスでも大丈夫すでに、大きいリス1匹か、小さいリス2匹が置かれている木の上には置けません。みんなが1匹ずつ置いたら次に進みます。
- ②もう一度、コック帽子を持っている人から順番に、残っているリスを木の上に置いていく
- ③コック帽子を持っている人から順番に
置いたリスを手元に戻し、フルーツをもらう大きいリスは木の上にある全部のフルーツを持ち帰ります。小さいリスは、1つだけ好きなものを持ち帰ります。 - ④袋から1つずつ木の上に補充する木が空っぽになっていたら2つ置きます。
- ⑤コック帽子を右隣の人に渡す
スタートプレイヤーが移り、①に戻ります。
- ゲーム終了誰かがタルトを3枚以上焼いたらゲーム終了
タルトが1番多い人が勝利👑同じ数だった場合は、イチゴを多く持っている人が勝ち、それも同じだったらブドウ→ミカン→バナナの順に数を比べていきます。
感想・レビュー
遊んでみてどうだった?
見た目がわかりやすい
視覚的にとてもわかりやすいゲームでした。
タルトには大きく必要な材料が描かれていて、その材料は目の前の木のタイルの上にある状態です。
「リスさんがフルーツを集めてタルトを焼くゲームだよ」と言うだけでゲームの大筋は子供たちも理解できたようでした。
年齢に関係なく楽しめた
木に何のフルーツが置かれるか、何のタルトが出るか、は運の要素なので小さな子どもでもゲームに勝つことができます。フルーツを取る木は自分で選ぶので、運だけではなくて良いバランスでした。
THEボードゲーム
タルトやコマ・フルーツのタイルなど内容物がしっかりしているので、ワーカープレイスメントという仕組みを含めて「ボードゲームを遊んでいる」という充実感があります。
外箱はコンパクトなのに、中にはぎっしりとコンポーネントが詰まっているので、お得感があります♪
何歳から遊べる?
4歳から遊べました
ゲームの表記通り4歳から遊べました。
ゲーム終了の条件も、最後の計算も、タルトを数えるだけで済むので、自分の力でできていました。
運の要素が絡んで6歳の姉に勝てたときは、それはそれは満足そうな顔をしていました!
知育・考え所
大小2つのリスコマ
大きいリスは木の全てのフルーツを貰え、
小さいリスは1個だけ、というのがポイント。
どこにどちらのリスを置くか。
置きたかった所に先に置かれてしまった…
じゃあどこに置こうかなと、たった2つのコマなのに考えることはたくさん。
コロコロ変わる状況に子どもたちが頑張って対応していきます。
木にフルーツが増えていく
誰にも取られなかった木のフルーツはそのまま残って、さらに1つ追加されていくので、どんどんお得な木になります。
今は必要ない種類のフルーツだけど、新しいタルトがめくられた時に一気にタルトが焼けるかもしれません。
質を取るか量を取るか…
悩みどころの1つになっていきます。
タルトを焼くには生地が1つ必要
生地は必ず必要なので狙いがかぶりやすいポイントです。
生地はゲーム中3枚集めれば十分なので、先に集めるか、後で集めるか…とタイミング考え計画をたてていくことになります。
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